四十九日には納骨を行います。お骨が家からお墓や納骨壇に移り一段落です。それまでの白木の位牌が塗りの位牌になり、お骨の代わりに仏壇にお位牌が一つふえることになります。
お位牌・ご遺影(あれば)・お供え(お花・お菓子・くだもの・餅(四十九個))
お墓にお骨を納める時期は、一般的に四九日(満中陰)の法要と併せて行うことが多いです。葬儀のあとの法要や納骨についての日程は、ご相談ください。
満中陰法要をおこないましたら、墓地や納骨堂で納骨式(埋葬)を行います。卒塔婆をお立てになってご供養される方はお申し出くださいませ。
葬儀後から後飾りの祭壇に安置しておいた白木の位牌は、四九日忌までのものなので納骨や四九日忌を過ぎたら、新たに仏壇に祀る黒い塗りの位牌をつくって、白木の位牌はお寺でお焚き上げいたします。 満中陰法要の際、新しい位牌に入魂(開眼式)の読経をいたします。以降は本位牌をご位牌として自宅の仏壇に飾ることとなります。
故人を家長として新しくお墓を新設する場合等は、時間的な問題で、ほとんどのケースで 四十九日 までにお墓を用意することができません。 その際は、命日から百日目にあたる日に百か日法要を執り行い併せて墓碑開眼式と納骨式を行うこともあります。
四十九日の法要のあとは百ケ日の法要になります。儒教の「士は三カ月にして痛哭し卒わる」といいますが、仏教はこれを百という満数にして法事を行います。