西方極楽浄土の教主、阿弥陀佛を心の拠り所とし、西方極楽浄土に往き生まれることを願い南無阿弥陀佛と念佛をお称えし、日々を明るく正しく仲良く元気に暮らすことを宗旨とする宗派です。
法然上人がお説きのみ教えは、厳しい修行を経た者や財力のある者だけが救われるという教えが主流であった当時の仏教諸宗とは全く違ったものでした。
『観無量寿経』の一節「光明遍照 十方世界 念仏衆生 摂取不捨」のこころを説き、私たちにお示しくださったのです。
「南無阿弥陀仏」と称えればみな平等に救われる…。法然上人のみ教えは貴族や武士だけでなく、老若男女を問わずすべての人々から衝撃と感動をもって受け入れられ、800年を経た今日も、そのみ教えは多くの人々の「心のよりどころ」となっているのです。
阿弥陀佛の平等のお慈悲を信じ、「南無阿弥陀佛」とみ名を称えて、人格を高め、社会のためにつくし、明るい安らかな毎日を送り、共生(ともいき)を実践し、お浄土に生まれることを願う信仰です。